バルサBの20歳FWドンゴウがサラゴサへ完全移籍…トップチームでCLやリーガ出場経験も

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▽MF長谷川アリーアジャスールが所属するスペイン2部のレアル・サラゴサは22日、バルセロナBに所属していたU-20カメルーン代表FWジャン・マリー・ドンゴウ(20)の獲得を発表した。

▽ドンゴウは、かつてバルセロナでプレーした元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが立ち上げた財団を通じて13歳でバルセロナに入団。16歳の2012年にバルセロナBデビューを果たすと、2013年にはバイエルンとの親善試合でトップチームデビュー。2013-14シーズンにはリーガエスパニョーラ1試合、チャンピオンズリーグ1試合に出場していた。

▽バルセロナBでは、5シーズンで132試合に出場し29得点を記録するなど、スペイン2部でも実績を残している。サラゴサとの契約期間は2017年6月30日までの1年半。なお、バルセロナとの契約は満了を迎えていたためフリートランスファーとなる。

▽サラゴサへの入団についてドンゴウは「プレーでレアル・サラゴサを助けるための準備はできている」とコメント。さらに、「プレッシャーは常にあるけどそれがサッカーだ。プレーする必要があるし、クラブが望むことをやらなくてはいけない」とリーガエスパニョーラ昇格を目指すチームに貢献することを意気込んだ。

▽サラゴサは今シーズンのスペイン2部で8位に位置。自動昇格圏内の2位コルドバとは勝ち点差8、プレーオフ出場圏内の6位アルコルコンとは勝ち点差3となっている。