花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音、茅野愛衣、石浜真史が登壇！「ガラスの花と壊す世界」初日舞台挨拶
ポニーキャニオン×A-1 Picturesが贈るオリジナル劇場アニメーション「ガラスの花と壊す世界」。本作は2013年「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」にて大賞を射止めた「D.backup」を原案とした新作オリジナルアニメーションとなっている。
劇場公開を本日1月9日（土）に迎え、新宿・バルト9で初日舞台挨拶が開催された。出演は花守ゆみりさん（リモ役）、種田梨沙さん（デュアル役）、佐倉綾音さん（ドロシー役）、茅野愛衣さん（スミレ役）、石浜真史監督。
拍手の中登壇した出演達はまず一言挨拶。続いて、石浜監督が劇場公開がスタートした今の気持ちについて、劇場に足を運んでくれた人がいることだけで感無量だとコメントした。
本作の最初の見所について、スミレが階段を走って来るシーンだという花守さん。キービジュアルと作品の内容のギャップがあり、初めて見ると衝撃を受けると話す。石浜監督はこの登壇者4人の芝居が見所だと語り、茅野さんはそれぞれのキャラクターの掛け合いやチームワークに注目して欲しいと話す。
佐倉さんは収録は一日であったけれどキャラクター達はずっと一緒にいたという関係があり、その雰囲気を出すのが難しかったともコメント。また、花守さんの楽しいと語る雰囲気とリモのイメージが被ると3人は語った。
ここで「この作品を一言で現すなら」ということで書き初めが行なわれ、4人が実際に筆をとることに。書き初めをしている間、石浜監督が作品をアピールし、作中の背景の美しさ、音楽の良さに注目して欲しいと話した。
4人が書いたのは「優」（花守）、「笑」（種田）、「生」（佐倉）、「花」（茅野）の文字。茅野さんは花の文字の中にイラストでも花を咲かせ、“奇麗”が作品にたくさん詰まっているとコメント。種田さんは「花守さんの花でもある」と語り、皆を納得させた。
佐倉さんは何が生きていて、何が生きていないのかが作品のカギであると話し、種田さんはデュアルという役は笑顔を見せないキャラクターだけれど、他のキャラクター達は対照的に笑顔であると語る。花守さんはこの作品が優しさで描かれていると考えているそうで、この作品の世界を現すのは「優」と話し、種田さんは見終わった時に優しい気持ちになれるとコメントした。
最後に石浜監督は「本当に見て良かったと思えるように作っています。素直な優しい心で見てください」、花守さんが「これから見ていただく皆さんは楽しんでください」と締めくくり舞台挨拶は終了となった。
■オリジナル劇場アニメーション「ガラスの花と壊す世界」
2016年1月9日（土）より全国劇場にて公開！
【スタッフ】
原案：Physics Point『D.backup』（「アニメ化大賞」大賞作品）
監督：石浜真史
脚本：志茂文彦
キャラクター原案：カントク
キャラクターデザイン：瀬川真矢
メインアニメーター：川村敏江
世界コンセプトデザイン：六七質
画面設計：竹内志保
色彩設計：中尾総子（Wish）
美術監督：吉原俊一郎 （美峰）
撮影監督：�盒狂�司（旭プロダクション）
音響監督：本山哲
音響制作：ダックスプロダクション
音楽：横山克
音楽制作：ポニーキャニオン
制作：A-1 Pictures
【キャスト】
リモ：花守ゆみり
デュアル：種田梨沙
ドロシー：佐倉綾音
スミレ：茅野愛衣
＜あらすじ＞
2100年人類滅亡！？
色とりどりの光がきらめき浮遊している無重力の空間――「知識の箱」。
デュアルとドロシーはそこで敵と戦っていた。敵、それは世界を侵食する存在――ウイルス。ウイルスに汚されてしまったデータは消去しなければいけない。
それが彼女たち「アンチウイルスプログラム」の使命だった。
「知識の箱」には、地球上のあらゆる時代やさまざまな場所が記録（バックアップ）されていた。そのデータを収集している存在こそが「マザー」。
「ViOS」というこの世界をつかさどるシステムの中で動いている環境管理プログラムだった。人類の死滅した世界で「マザー」はデータを集め続けていたのだ。
あるときデュアルとドロシーは、ウイルスに襲われているひとりの少女を救う。
「リモ」と名乗る少女は記憶のほとんどを失っていた。
デュアルとドロシーは、リモの正体を探すために、この「知識の箱」をめぐりはじめる。「マザー」の真意とは？ ウイルスがなぜ発生するのか？リモの正体とは？
――旅の果てに少女たちは真実を目撃する。
© Project D.backup
