ミランは28日のセリエA第14節で、サンプドリアにホームで4-1と勝利した。シニシャ・ミハイロビッチ監督は試合後、満足そうにコメントしている。

「終盤に失点したのは残念だ。だが、我々は良いプレーをした。失点は(カルロス・)バッカが5点目に迫ってからのことだった。相手はこちらの陣地で苦しめることができるチームだったが、我々がうまくやったね。満足している。我々はユヴェントス戦の黒星からリベンジしなければいけなかった。ユーヴェ戦は両チームにとってひどい試合だったけど、彼らは勝ったからね」

「我々はシステムを変えた。最近の試合で困難があったからだ。FWたちがあまりに孤立していた。FWを一人増やすことで、我々はパスをつなぐことができたんだ。残念ながら、これまではそれができなかった。FWが2人しかいなかったからだ。今は(エムバイェ・)ニアンがいる。(マリオ・)バロテッリのことも待っているよ。(ジェレミー・)メネスも戻ってくれば、もっと楽しめるはずだ」

「今日のように自分たちのプレーをすれば、我々は今後の相手も倒せるはずだ。順位を上げていくうえで、日程は有利だね(前半戦最後のローマ戦まではカルピ、ヴェローナ、フロジノーネ、ボローニャとの対戦)。前半戦が終わるまで、ここ7試合のペース(1試合平均勝ち点2)を保とう。私は、後半戦はさらにうまくやれると確信している。スタートが良くなかったからね。ナポリ戦を除いて、後半戦はすべての直接対決がホームでの試合なんだ」

アレッシオ・チェルチについては、次のように述べている。

「チェルチは重要な選手だ。我々の目標は、彼が1対1で勝負できるようにすることだよ。技術は優れている。1対1がうまいなだ。我々は彼が相手を抜ける状態にしようとしている」

「選手たちは自信を取り戻す必要があった。だが、ここ7試合で我々が負けたのは一度だけだ」

アタランタ戦では試合後にシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が相手チームをドレッシングルームで称賛した。この日、スタジアムにいなかった同名誉会長について、ミハイロビッチ監督は次のように冗談を飛ばしている。

「会長にはドレッシングルームを間違えないでくださいと言っておいたんだ。我々の方に来てくれとね。だが、彼はスタジアムに来なかった。残念だ。楽しんでもらえたはずだからね。でも、これからまたそういうチャンスがあるはずだ」