学生の窓口編集部

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おいしくいただいているお料理も、時にはお腹がいっぱいで食べきれない……なんてこと、ありますよね。そんなとき、おもむろに保存容器を出して詰めているのは、なんとなく悲しい気分になるもの。でも、このまま残すのはもったいない。そんなとき、どうしたらいいでしょうか? スマートなやり方を探ってみましょう。

■海外では一般的

実は、注文したものの食べきれなかったものをテイクアウトするというのは、外国ではごく一般的な方法です。もちろん、高級レストランや生ものなど、NGのケースもありますが、普通のレストランでは「持ち帰りたい」というとドギーバッグという持ち帰り用ケースに詰めてくれます。この「ドギーバッグ」という名前、もともとは「犬にあげるから」という口実を使っていたからなのだそうです。
日本では「残さず食べる」ことがよしとされていますが、外国ではお腹がいっぱいになったら食事は終了。そして自分たちが買ったものだから持ち帰る。……そんな考え方の違いもあるのかもしれませんね。

■日本では可能?
結論から言うと、「お店による」といえるでしょう。やはり高級店や、生ものなど衛生的に問題がある食品の場合、断られるケースも多いでしょう。しかし中華料理や和食など、意外にOKのお店もあるようなのです。大盛りがウリのお店だと、店内にそういった案内が出されていることもありますよね。
では持ち帰るためのステップを確認してみましょう。

・まずはお店に確認する

日本では衛生上の問題もあり、対応してくれるお店は外国ほど多いとはいえません。しかし食べきれないものが廃棄されるのは、やっぱりもったいない! ということで、まずはお店の人に確認してみましょう。

・容器は?

持ち帰る対応可の場合、有料の容器が用意されていることが多いようです。海外のようなドギーバッグを販売しているお店もあるとか。また、洗って何度も使えるドギーバッグを扱っているお店もあるようです。

・持ち帰ったものは「自己責任」

基本的に、持ち帰ったものは自己責任で食べるということになります。その食品が傷んでしまい食中毒を起こしたとしても、自分の責任です。保存はしっかりとしておきたいものですね。

食べ物を残すのはよくない、とされている日本ですが、無理して食べるよりも、持ち帰ってから再度味わう方が体にはやさしいかもしれませんね。慣れるまでは勇気がいるかもしれませんが、いつも残してしまう……という人は、一度確認してみてもいいのかもしれません。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません