18番バーディ締めでガッツポーズ!(Photo by Sam Greenwood/Getty Images)

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<ザ・ツアー選手権 by コカ・コーラ 3日目◇26日◇イーストレイクGC(7,154ヤード・パー70)>
 米国男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦「ザ・ツアー選手権 by コカ・コーラ」の3日目。首位と3打差の2位から出たジョーダン・スピース(米国)が3バーディ・1ボギーの“68”でラウンド。雨が降り続く難コンディションの中、スコアを2つ伸ばしトータル8アンダーで単独首位に浮上。年間王者に王手をかけた。
雨中の戦い、松山のレインウエア姿
 「このコンディションで2アンダーは素晴らしいプレーだった」。初日から首位を走るヘンリック・ステンソン(スウェーデン)と並び最終18番へ。そこで6メートルのバーディパットをねじ込み、最高の位置で最終日を迎えることになった。
 「もし明日勝ってシーズンを終えられたら最高。でも明日の結果によらず、今季は夢が叶った1年だった」とメジャーで2勝を挙げ、一気にスターダムを駆け上がった今季を振り返ったスピース。今年の結果には大満足だが、「プレーオフではこのツアー選手権に焦点を絞ってきた。明日は勝ちたい。この試合に勝って、素晴らしい名前が並んでいるトロフィーに名前を刻みたい」と今季の締めくくりを最高のものにしたいと話していた。
 ステンソンはこの日スコアを2つ落としてしまい、1打差の2位に後退。「ショットがベストな状態ではなかった。スイングに苦戦してしまった」と雨の中で思うようにプレーできなかったことを悔やんだ。しかし、「まだ十分優勝は狙える位置。明日に掛けたい」ともちろん心までは折れていない。明日もスピースと最終組でラウンド、逆転優勝を狙いにいく。
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