「進化論」で知られるチャールズ・ダーウィン
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 ディズニーが、著書「種の起源」で自然の多様性と進化の理論を確立したチャールズ・ダーウィンを題材にしたタイトル未定の新作映画を企画していると Deadline が報じた。

 映画『トラフィック』でアカデミー賞脚色賞を受賞し、『シリアナ』では脚本兼監督を務めたスティーヴン・ギャガンの脚本の映画化権をディズニーが獲得し、ギャガンは今作で脚本だけでなく、監督も務めることになる。

 ダーウィンは、1831年からガラパゴス諸島を含めた約5年に及ぶ航海で集めた野生動物や化石などを通して種の変化に関心を示し、後に「種の起源」を執筆する。彼の唱えた「進化論」は、自然科学の分野だけでなく思想的にも世界に大きな影響を与えた。

 今のところ、これ以外の詳細は明かされていないが、ダーウィンを描いた作品ならば、興味深い作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)