C・ロナウド、レアル歴代最多得点まで10ゴール…ラウールの記録に迫る

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 2013年2月11日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは「レアル・マドリードの歴代最多得点者になりたい」と公の場で宣言した。それから2年と4カ月が過ぎ、その目的達成まであと少しと迫っている。スペイン紙『アス』が伝えた。

 C・ロナウドは現在レアル・マドリードの歴代最多得点記録保持者である元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスの総ゴール数まであと10ゴール足りない。元レアル・マドリードのキャプテンは、741試合323得点(1試合平均0.43得点)を記録。一方C・ロナウドは300試合313得点(1試合平均1.04得点)と驚異的なペースで、ラウールの記録に迫っている。来シーズン、よっぽどのことがなければ同クラブの歴代最多得点者となるだろう。

 2018年まで契約を残しているC・ロナウドだが、レアル・マドリードの歴代最多得点者となった後には、その契約を解除し、2016年夏の移籍市場で彼の獲得のために1億5000万ユーロ(約210億円)を用意するパリ・サンジェルマンに移籍するかもしれない。

 また、同選手はリーガ・エスパニョーラの歴代ゴールランキングでも上位を狙える位置にいる。これまでにリーガで225得点を決めていて、リオネル・メッシ(286得点)、テルモ・サラ(251得点)、ウーゴ・サンチェス(234得点)、ラウール(228得点)そしてアルフレッド・ディ・ステファノ(227得点)の5人だけがC・ロナウドより多く得点を決めている選手たちで、今シーズンのように48得点を記録すれば、メッシの次に多くのゴールを決めた選手に浮上する。

 さらに、リーガ・エスパニョーラでC・ロナウドは1試合平均1.13ゴールを決めており、その得点率はメッシよりも高く、リーガ・エスパニョーラ歴代最高の記録となっている。