警察庁は5日、年末年始の全国主要寺社と山岳の人出をまとめた。

 主な神社と寺の初詣での参拝者(1−3日)は前年より422万人増え、9795万人。統計が残っている1974年以降、最も多かった。

 最も多かったのは東京都の明治神宮で311万人。千葉県の成田山新勝寺は290万人、神奈川県の川崎大師平間寺は287万人、京都府の伏見稲荷大社は270万人、愛知県の熱田神宮は235万人だった。

 主な行楽地への人出(1−3日)は前年より7万人減り、367万人となった。最も多かったのは、千葉県の東京ディズニーランド・東京ディズニーシーで34万5000人。次いで東京都のHOT FANTASY ODAIBAの18万人、大阪府のユニバーサル・スタジオ・ジャパンの14万人の順だった。

 山登りは2006年12月29日−07年1月3日の6日間、北アルプス等の主要山岳への登山者数は、前年より1367人多い1万6034人だった。遭難事故も9件多い16件発生、4人が死亡、7人が負傷した。【了】