22日、幕張で開幕した「東京ゲームショウ2006」。(撮影:吉川忠行)

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ゲーム関連の展示会「東京ゲームショウ2006」(コンピュータエンターテインメント協会主催)が22日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。

 96年の開催から10周年となる今回は「新興奮。新感動。新時代」をテーマに、イスラエルや韓国など8カ国・地域から148の企業や団体が出展。未公開のソフトウェアを含めると、約650の最新ゲームソフトや関連製品が並び、出展者数、ゲームソフト数、海外参加企業数ともに、過去最大の規模となった。

 ソニーが11月に発売するプレイステーション3や、マイクロソフトのXbox360など次世代ゲーム機の新作ソフトを体験できるコーナーが、多くの来場者の注目を集めていた。また、開催10年を記念した特別展示「テレビゲームミュージアム」では、小規模ながら83年の任天堂ファミリーコンピューターなど、これまで国内で発売された機器が並べられているほか、『アイスクライマー』や『ドンキーコング』など懐かしいソフトを楽しむこともできる。

 昨年に引き続き、携帯電話用ゲームのブースも目立った。ドコモ、au、ソフトバンクが広いスペースに体験機器を多数設置。ボーダフォンのブルートゥース対応端末など、無線やネットワークを使って“複数人で楽しめる”ことを強調し、新しい楽しみ方を提案していた。

 初日の22日はビジネスデイで招待者、関係者のみが入場できる。23−24日は一般公開日で、開場時間は両日とも午前10時から午後5時まで。入場は午後4時まで。当日券は中学生以上が1200円。【了】

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