『PRIDE無差別級グランプリ2006』への出場が決まった“日本代表”高阪(左)と吉田(右)
5月5日(金・祝)大阪ドームで開幕する『PRIDE無差別級グランプリ2006』。エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバら世界の強豪が参戦を予定する中、日本代表ともいえる“最強2トップ”のグランプリ参戦が正式に決定した。

30日、都内ホテルにてPRIDEを主催するドリームステージエンターテインメントが会見を行い、統括本部長・高田延彦が『PRIDE無差別級グランプリ2006』へ“柔道王”吉田秀彦と“世界のTK”高阪剛の参戦を正式に発表。

高田は無差別級グランプリについて「(無差別級エントリー16名の中で)最初の決定ファイター。早いとこ、カードを含めて随時発表していきたい」と前置きするも、「(高阪は2月のPRIDEにおいて)実績プラス結果を出した。“世界のTK”の集大成を5月で終わるのではなく、7月、9月まで引っ張ってほしい。(吉田は)日本のエース。のんびり構えていてもよかったのですが、一発目から手を挙げてきた。心を奮わせてくれる男だなと」と日本を代表する両者への期待を述べた。

吉田にとって高阪は総合格闘技の師であり、普段は共に練習をする盟友。お互い勝ち進めば、決勝で闘う可能性も出てくる。その一方で、無差別級グランプリに引退を懸け、最後の大勝負に出る高阪。両者は不退転の決意を胸に秘め、世界を相手に過酷な闘いへと挑む。

高阪剛 PRIDE GPへ「とにかく一番強いやつと闘いたい」
吉田秀彦 PRIDE GPへ「いわれれば誰とでもやる」


『PRIDE無差別級グランプリ2006』大会概要