昨年12月以降、北陸を中心とした日本海側の各地は暴風を伴った大雪に見舞われたことから、生鮮野菜・魚介類の小売価格に大きく影響し、キャベツなどの葉物野菜の価格が高騰している。

 農林水産省は16日、各都道府県毎に10店舗、全国の470店舗でキャベツ、ねぎ、レタス、たまねぎ、きゅうり、トマト、ほうれん草、白菜、大根、マグロとアジの11品目を対象に、2006年1月の第1週から当分の間毎週、生鮮野菜や魚介の小売価格の動向を調査、消費者に情報を提供すると発表した。

 第1週以降の価格変動は次のとおり。
(単位は円/kg、魚は円/100g、比は%)

調査期間キャベツね ぎレタスたまねぎきゅうりトマトほうれん
白 菜大 根マグロア ジ
1月4−6日2751063778239708694932157166349145
1月10−13日3041135893239648642947157172343106
前週比11110711510092931011001049873
平年1月178749576186586583669129138412133
平年1月比1701521551291111101411221258380
「平年1月」欄の価格は、2001年から2005年の食品価格需給動向予測業務による参考調査価格を5年平均したもの)
【了】