コニカミノルタホールディングス<4902>は17日、05年3月期の業績予想で、純利益が従来予想を72.0%下回る70億円となる見込みと発表した。デジタルカメラ市場価格の下落と主力であるプリンタ複合機の新製品投入の遅れなどが、収益を圧迫した。また、ミノルタとの経営統合で発生した「のれん代」のカメラ事業分を特別損失として54億円計上したことが影響した。

 売上高は従来予想比3.6%減の1兆600億円、営業利益は同12.5%減の700億円、経常利益は同21.4%減の550億円を見込んでいる。【了】