ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手が9月15日の阪神戦で、プロ野球新記録となる56号(そして57号)ホームランを放った。1964年の王貞治(巨人)、2001年のタフィ・ローズ(近鉄)、2002年のアレックス・カブレラ(西武)のシーズン55本塁打の記録を破ったのだ。これまで王貞治選手の本塁打記録は、神聖なもので、破ってはいけないものとされてきた。だからローズもカブレラも、そこで止まった。しかし、バレンティンはや