野田総理が12月16日に福島第一原発の「冷温停止状態」を宣言して1カ月。政府は事故の収束ムードを演出しようと躍起になっているが、そんな中でまた不気味な数値が公表された。 文部科学省発表の「定時降下物環境放射能測定結果」によると、新年早々の1月2日、福島市のセシウム134と137を合わせた降下量が、432メガベクレル/平方キロメートルに達したのだ。「数字だけを見れば、7月の水準に戻ってしまった」と語