世代交代が注目されたメガバンク、みずほフィナンシャルグループ(FG)のトップ人事が米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の余波で凍結されそうな雲行きだ。FGトップの前田晃伸社長(63)=旧富士銀出身=と傘下のみずほコーポレート銀行(CB)の斎藤宏頭取(63)=旧日本興業銀出身=がともに就任から6年の節目を迎えることから、若返りが予想されていた。しかし、サブプライム関連