■薬品メーカーでは、強い反発見た目は薬そっくりの直径8ミリメートルの丸い錠剤だが、中身はなんの薬理作用もない還元麦芽糖(甘味料)。偽物の薬、いわゆるプラセボと言われる偽薬だ。このプラセボを作り、販売しているのが滋賀県に会社を構えるプラセボ製薬の水口直樹代表(32歳)だ。「偽薬よりも“プラセボ効果”という名前のほうが有名ですね。実際には効果のない偽薬でも、本物だと信じ込んで飲むことで本物の薬と同じ効能