働く女性に聞く、陰でこっそり使っている上司の呼び名 「すべきさん」「パツパツ部長」
会社で働いていれば、苦手な上司の一人や二人はいるもの。得てしてそんな上司には、陰で毒気を帯びた“呼び名”をつけてしまうものですよね。世の働く女性たちは、上司にどんな呼び名をつけているのでしょうか。女性の方に、「陰でこっそり使っている上司の呼び名」を聞きました。
調査期間：2014/11/10〜2014/11/14
有効回答数323件(ウェブログイン式)
マイナビウーマン調べ
■「『ハゲム』。ハゲていて、名前の頭文字がMなので。最初は『ハゲエム』だったが、言いやすさを重視して『ハゲム』になった」(25歳)
これはある意味、オーソドックスな呼び名かも。発音しやすいように言葉が転じていった点は、言語学の観点で見ても参考になると思います。
■「『茶ゴキ』。昔、『黒ゴキ』と呼ばれた最悪最低の上司がいて、その人にいつもくっついていたから、次第に『茶ゴキ』と呼ばれるようになった」(43歳)
「ゴキ」の語源が気になるところですが、それにしても「最悪最低の上司・黒ゴキ」とは一体どんな人なのでしょうか。
■「『すべきさん』。何かにつけて『〜すべき』という言葉を使うから」 (41歳)
上司の口調が呼び名になるのも王道パターンですね。みんなで雑談しているときに「もうあの人、『すべきさん』でいいよね？」と命名された姿が目に浮かびます。
■「『パト』。パトロールのように、いつも社内をウロウロしているから」(30歳)
ひとひねり入った呼び名ですね。何の事情も知らない人は、「やばい、パト来たから静かに仕事しよ！」と言われてもワケが分からないでしょう。
■「『パツパツ部長』。シャツがはち切れそうなほどお腹が出ているので」(22歳)
こんな呼び名を聞いたら、パツパツ部長とマジメな会話が出来ません。パツパツ部長のお腹を見て、「うわー、今日もパツパツだ」と笑ってしまいそうです。
■「『カムチャッカ』。研修のとき、その上司はいつも斜め上を見ているので」(42歳)
日本地図で言うと、北海道の北東(斜め右上)にあるロシアのカムチャッカ半島。カムチャッカ上司の視線が、いつもその方向を向いているということですね。説明がなければピンときません！
見た目や口調が元になったものから、ひねりを加えたものまで、上司の呼び名はさまざま。ちなみに筆者は、いつもガチガチのヘアスタイルで来る上司を「ポマードマン」と呼んでいました。そしてある日、その上司と二人になったとき、「お前、俺のことポマードマンって呼んでるらしいな。
理由は知らんがやめてくれるか」といわれました。その瞬間、理由を説明すべきか、それとも会社を辞めるべきか迷った記憶があります。
(J.B.河合＋プレスラボ)
