やられた！スマホの天敵は子供 怒るに怒れない子供のスマホ破損工作
これが危ない。
気になってママ向けのサイトなどの投稿ページを見てみると、出てくる出てくる「子供にスマホを壊されました」ネタ。まだ善悪の判断も付かない子供は、いったいどんな破壊工作を行っているのだろうか。
●ニセモノは通用しない！小憎らしいほど手強い「子供スマホユーザー」
幼児が使っているスマホは、大抵は子供のモノのわけがない。ママやパパのスマホだ。
ぐずりだした子供にスマホを与えるとおとなしくなる。ママやパパにとってスマホは、子供をあやす有効な手なのだ。しかし、子供は携帯ショップ店先に置いてあるディスプレイ用のように動かないものではダメ。ちゃんと動くスマホじゃないとそっぽを向くなど、なかなか手強い。しかたなく、ママやパパは自分のスマホを与えることになるわけだ。
なんとも、小憎たらしい。
●破壊工作 その1 「落とす」「投げる」は得意技,
当然のことながら、一番目に付いたのがこれ。まだまだ子供の手は小さい。一方スマホは、大人でも手に余るほど大きい。物をしっかりつかめないような子供は、気にもせずに、あっちでポロッ、こっちでポロッとスマホを落としまくる。
さらに子供は、物を投げるのが大好きな生き物だ。スマホを振り回したあげく、ポイッと思い切りよく放り投げてしまうこともしばしば。
スマホを取り上げようとしたら、いやがって腕をバタバタさせて、そのままスマホだけすっ飛んで行ってしまうなんてことだってある。
このあとのスマホは、言うまでもないだろう。地面に叩きつけられて（時には壁に叩きつけられて）、見事に破損してしまうというわけだ。
●破壊工作 その2 トイレにポチャン攻撃は、気持ち良くてもダメダメ
子供は水が好きである。
子供にとって、ぴしゃぴしゃとはね散る水しぶきは、さぞかし魅力的なのだろう。目を離した隙にトイレで遊んでいたという話もよく聞く。これは子供がおぼれる可能性もあるので気をつけたいところだが、そうでなくても、トイレの中にスマホやおもちゃとかを放り込まれて詰まってしまうことも多いそうだ。
子供にとってはおもちゃもスマホも同じ。お水にポチャンは実に気持ちのいいことなのだろう。スマホにとってはたまったものではないのだが。
●破壊工作 その3 綱引き攻撃でケーブル、本体、充電器も巻き添え
ケーブル類も子供は大好物。格好の餌食だ。
とにかく引っ張ってみたくなるらしい。テレビやその他、常につながっているものについてはそれなりに対策されている家庭も多いと思う。しかし、ついうっかり油断してしまうのがスマホの充電だ。「ちょっとの間だから」、が命取りとなるのだ。
手加減なしで引っ張られる。
当然、ケーブルは破損する。最悪、つないであったスマホの充電端子の破壊や、本体がはじかれて床に激突。すべてが、おじゃんになってしまうこともあるのだとか、そら恐ろしい。
●破壊工作 その4 舐め舐め攻撃でスマホが昇天
実は、子供による「水没事件被害は水のないところでも起こっている」のだ。そんな不可思議なことが、と思うだろうが、これが意外と多いらしい。
その原因、それは舐め舐め攻撃だ。
赤ちゃんは何でも口に入れる。スマホも例外ではない。
思い起こせば、子供は静かなときが一番危ない。機嫌良くスマホ見てくれているわ、なんて思っていたら、ちゅぱちゅぱ、舐め舐めしていたというわけだ。こちらに気づいて、にこーっとよだれだらけの顔でほほえまれても、親の方は笑えるわけもなく、血の気だけが引いて顔面蒼白だ。
ちなみに舐め舐め攻撃は、充電器にも行われるらしい。端子部分を舐められると、スマホと接続できなくなってしまうのだ。
●番外編 ナイスシュート！ゴミ箱へポイッて、勘弁して
子供が好きな行為に、ゴミ箱にゴミを捨てるというのがある。
ポイッとする間隔が楽しいのと、うまく捨てられると褒められるからなのだろう。
子供にとってはポイッするモノがゴミなのか？ ゴミでないのか？ もはや関係ない。なんでもかんでもポイポイ入れちゃうのだ。スマホが見当たらないと思ったらゴミ箱の中に。気づけばいいが、気づかず収集日に出してしまったという人もいるらしい。
こういったスマホの破壊事件は、子供には悪気はない。わざとやるわけでもない。
子供に罪はない。
そこは安易にスマホを渡してしまったり、子供の手の届くところに置いてしまったりした親の責任なのだ。気をつけるべきは自分の方なのだ。しかも舐め舐め攻撃の場合、子供の健康にも影響を与える危険もある。
そんなことは十二分にわかっているけれど、やはり、破壊されたスマホをみると、なかなか割り切れるものではない。
スマホの管理には、十分気をつけて欲しい。
