ヨーロッパリーグで2連勝ながら、リーグ戦で苦しんでいるインテル。サポーターはどちらの試合でもチームにブーイングを飛ばしている。

2日のカラバフ戦で2−0と勝利を収め、DFダニーロ・ダンブロージオは試合後、「彼らにはその権利がある。ここに情熱を戻せるかどうかは、僕ら次第だ」と、サポーターの抗議を受け入れた。

だが、MFズドラフコ・クズマノビッチは批判に納得がいかないようで、「ブーイングは正しくない。監督に対しても、チームに対してもね。僕らはうまくやろうと仕事をしている。常に勝つためにピッチへ向かっているんだ」と主張している。

1−4でカリアリに敗れた一戦が示すように、インテルは常に勝てているわけではない。だが、欧州の舞台では3得点無失点で2連勝と良い結果を残している。クズマノビッチは『Sky』で、「大事なのは昨日の試合に勝ったということだ」と訴えた。

サン・シーロの観客はより多くを求めている。記憶に残るパフォーマンス、できればゴールを量産することを望んでいた。カリアリ戦を忘れるためだ。だがクズマノビッチは、実践的な道を強調している。必要なのは勝ち点3だった。そしてその勝ち点3を手に入れたということだ。