ビラス・ボアス、クビにしたチェルシーオーナーらをアイスバケツで指名

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 難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するため、SNSで全世界へ広がりを見せる「アイス・バケツ・チャレンジ」に、ゼニト・ サンクトペテルブルクを率いるアンドレ・ビラス・ボアス監督が参加。以前率いていたチェルシーのオーナーを務めるロマン・ アブラモヴィッチ氏と、トッテナムの会長を務めるダニエル・レヴィ氏を指名している。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 同運動は、知人などから指名された人物がALS支援の寄付のため100ドルを寄付するか、24時間以内に氷水をかぶって次に挑戦する3人を指名する動画をSNSで公開する、もしくはその両方を行うというチャリティー活動。著名人が多数参加し、世界各地で話題となり、多額の寄付が集まっている。

 ビラス・ボアス監督は、バケツの氷水をかぶる前に、アブラモビッチ氏とレヴィ氏を指名。どちらも、以前所属していたクラブチームのトップで、同監督の招へい、そして解雇を決めた張本人たちとなっている。

 2011年6月にチェルシーの指揮官に就任したビラス・ボアス監督は、成績不振のため、2012年3月に解任。同年7月には、トッテナムの監督に就任したが、またも成績不振により2013年12月に1シーズン半のみの在籍で退任している。