アトレティコ・マドリーFWジエゴ・コスタが、チェルシーの新たなストライカーになるようだ。正式発表を残すのみで、両クラブは4000万ユーロ(約56億8000万円)をベースとした移籍金で合意に達したという。コスタ本人は年俸400万ユーロ(約5億7000万円)で4年契約を結ぶそうだ。イギリスのメディアが伝えた。

報道によると、コスタのチェルシー移籍が発表されるのは、アトレティコとレアル・マドリーによる24日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝が終わってからとのこと。だが、両クラブや選手の契約に関しては、すべてまとまっているそうだ。

チェルシーはアトレティコに敗れて今季のCLベスト4敗退が決まった翌日、アトレティコのフロントや選手の関係者と会談し、交渉締結を急いだという。

一方で、チェルシーに現在所属する3人のストライカーの去就はまだ分からない。サミュエル・エトーは確実に移籍することになるだろう。デンバ・バとフェルナンド・トーレスのどちらかも移籍すると見られている。F・トーレスについては、古巣アトレティコのほか、トッテナムやガラタサライも関心を寄せている。

なお、チェルシーはアシスタントコーチのルイ・ファリア氏が、サンダーランド戦での行動により、6試合のスタジアム入場禁止処分を科されている。同氏はサンダーランド戦で、第4審判のフィル・ダウド氏に暴言を吐き、退席処分となった。

このため、ファリア氏は今季残りのノリッジ・シティ戦、カーディフ戦のほか、来季の開幕から4試合でベンチに入ることができない。