『あまちゃん』の舞台になったことで注目を集めている岩手県。全国規模で県民性を独自調査したディグラム・ラボ社の分析結果(『ケンミンまるごと大調査』文藝春秋)によると、この自然豊かな場所で育った岩手県民が日本で一、二を争うSEX&不倫好きな県民性だという。

ディグラム診断の詳細についてはこちら【http://wpb.shueisha.co.jp/2013/07/21/20578/】を参照してほしいが、同社のアンケート結果では男女合わせて「SEXが好き」の項目で2位の青森県(54.9%)、3位の島根県(54.4%)を抑え、全国平均(50.2%)を大きく上回る56.2%で堂々1位。

また、「不倫をしたことがある」も32.8%で、2位の島根県(30.8%)、3位の高知県(28.0%)、さらに最下位の愛媛県(16.6%)に対してはダブルスコア(32.8%)をつけ、ぶっちぎりの“不倫天国”という結果が出ている。

どうして岩手県民はエロいのか? ディグラム・ラボ代表の木原誠太郎氏はまず、同社の調査方法についてこう説明する。

「47都道府県に住む日本人を対象に、人口密度に合わせて偏りのないよう3万2000人を抽出しました。それらの人々を対象に全225問のアンケートを実施、その内容を『ディグラム』というセルフカウンセリングプログラムを使い心理学的に分析したのです」

要するにアンケートの集計数値のみでなく、それを心理学統計で分析した上、他県と比べて顕著な特徴が見られた結果というわけだ。木原氏が続ける。

「これを診断すると男性は頑固者でとことん勝負にこだわる人が多い。後出しジャンケンでもいいから勝ちたいと思うタイプで、小沢一郎さんなどは岩手男性を凝縮した人かもしれません。また女性は他人に厳しく批判精神も旺盛ですが、半面、順応性もあるため本音と建前のはざまで葛藤をため込むタイプが多いですね」

アンケート結果をその性格分析に当てはめると、岩手県民のSEX&不倫好きがさらに浮き彫りになってくる。

「とにかく大前提として男性の下半身のパワーがスゴいんですよ。実は女性の性欲はさほど強くないのに、男性が平均値を爆アゲしているためSEX好き全国1位になっているのが実情です」(木原氏)

岩手男性が強いのは性欲だけじゃなく、自己顕示欲が非常に旺盛で常に自分のことを見てほしい……、それゆえ征服欲も強いとか。

「恋愛においても『相手を自分のものにしたい』という気持ちが強く、それが性衝動の原動力となっているかと。で、女性は先ほど話したように順応性が高い。裏返せば断れないんです。不倫女性が多いのはSEX好きの男性の誘いを断りきれず応じた結果では」(木原氏)

岩手出身の知り合いに、思い当たるところはあっただろうか?

(取材/コバタカヒト)

■週刊プレイボーイ39号「めざせ全県巡り!?12ページ大特集 岩手編」より