中国大手検索サイト百度の掲示板に「韓国メディアが“日中戦でも中国のカンフーサッカーが炸裂”と報道した」というスレッドが立てられた。スレ主が紹介した同ニュースについて、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 21日に行われた東アジアカップの日本−中国戦は3−3で引き分けとなり、中国では格上相手に健闘したと称賛の声があがっている。しかし、韓国メディアは、68分に黄博文が柿谷曜一朗に対してスパイクの裏で直接足を狙うかのようなスライディングで、イエローカードが出たファウルを問題視した。

 韓国メディアのxports newsは、「黄博文のファウルは非常に危険であり、レッドカードでもおかしくない」と主張。次に中国と対戦する韓国は若い選手が多く、怪我(けが)をさせられないよう十分に注意すべきだと報じた。

 同報道に対して中国のネットユーザーからは「半島はビビって足が震えたか? ちびっちゃったか?」、「黄博文が韓国を震え上がらせているぞ」、「韓国代表は足がガクガクいっているようだな」と、ラフプレーに韓国チームは恐れているとのコメントが寄せられた。 

 しかし、ラフプレーはお互い様だという意見もあり、「韓国だってたいして変わらないだろうよ。荒い動きがずいぶん多いぜ」、「韓国だってそんなにフェアじゃないだろ。ラフプレーは五十歩百歩だ」、「中韓戦は良い試合になるね。中国こそ韓国に気を付けるべきだ」などのコメントが寄せられた。

 ほかには、「中韓戦ではレッドカードが両チームで6枚出て、最後の20分は8人対8人になるんじゃないかな」と荒れた試合になるのではないかとの予想や、「日本との試合では成功しなかったからな…。韓国とオーストラリアには幸運を祈るとでも言っておこう」などのコメントがあったが、ラフプレーや悪質なファウルを戒めるようなコメントはほとんどなかった。(編集担当:畠山栄)