インテルは14日にカリアリと対戦する。ここ12試合で、1月に1敗しただけのチームだ。アンドレア・ストラマッチョーニ監督はそれを分かっており、選手たちに向けてこう話している。

「私はカリアリが好きなんだ。とてもリスペクトしている。以前から彼らは残留に値した。さらに上も目指せるチームだ。数年前から確立したやり方でプレーしており、危険なストライカーが5人いて、うまくかみ合っている。我々にとっては難しい試合となるだろう。(会場となる)トリエステのピッチ? 心配するようなコンディションだったが、昨日手入れをしているよね。今は大丈夫だと思う」

この遠征の次に、インテルはミッドウィークにコッパ・イタリア準決勝セカンドレグを戦う。

「ローマ戦に向けたターンオーバーについては話さない。とても重要な試合だけど、我々はリーグ戦で全力を尽くし、うまくやりたいと思っている。ディフェンスは(クリスティアン・)キヴの負傷と(イブラヒマ・)エムバイェを失ったことで、(アンドレア・)ラノッキアと(ワルテル・)サムエル、(マティアス・)シルベストレ、フアン・ジェズスしかいない」

「シルベストレはサンプドリア戦でうまくやった。アンドレアはクルージュ戦以降、不運にも歯を食いしばって常に戦うことになった。彼は常に出ることを望んだんだ。賛辞を送るばかりだよ。チームのパフォーマンスを変えることなく、ベストのメンバーを起用したい。(ロドリゴ・)パラシオはローマ戦に間に合うか? ノーだと思う」

審判に関する話題を避けることはできないだろう。

「審判たちと問題はない。すべて過ぎたことだ。ほかの話題があってはいけない。我々には我々の責任がある。継続性という点で間違えることが多かった。だが、我々は決して身を引かなかったよ。アタランタ戦のあのPKは、インテルが試合を掌握していたときに訪れた。それからの10、12分間で、我々は崩れてしまい、負けてしまったんだ。だから、審判に関することは日曜で終わっている。カリアリ戦は重要な試合なんだ。プリマヴェーラの選手を除けば、ウチは14、15人しかいないからね。今はシーズンの最も重要な時期で、すべて細かいことに応じて機能させなければいけない」

「私は頑固なのかもしれないが、まだチャンピオンズリーグ(出場)を信じている。数字の上で決まるまで、私はずっとそうするよ。一般論として、イタリアのチームはヨーロッパリーグでの経験を生かしてきた。ミスを繰り返してはいけない。我々は8月2日に最初の試合を戦ったし、ほかのチーム以上の問題があった。であれば、なおさらだ」

「(ラジャ・)ナインゴランはインテルにふさわしい選手? 彼のことは好きだよ。それを否定しても仕方がない。モダンなMFだ。だが、今はカリアリの選手であり、話をしても意味がない」