北朝鮮のラブ・コメディー映画「金同志は空を飛ぶ」が3月に米国で公開されることが分かった。北朝鮮の映画が米国で公開されるのは今回が初めてだという。28日付で鳳凰網が報じた。

 「金同志は空を飛ぶ」は、北朝鮮、英国、ベルギーの3カ国が共同で製作したもので、2012年の釜山国際映画祭でも上映された。同映画は米サンフランシスコで3月に開催されるアジアンアメリカン国際映画祭で上映される予定だ。

 平壌を舞台にした同映画は、28歳の女性炭鉱労働者、キム・ヨンミが空中ブランコの曲芸師になる夢に向かって、困難に立ち向かう姿を描く。(編集担当:及川源十郎)