昨日、WBC日本代表の最終選考の結果についてこのブログで書いたら、多くの反響をいただきました。
もちろん、私の考え方にご賛同いただけていないコメントもありましたが(その方が多かったかナ)、ちっとも気にしていません。人それぞれ持論があってしかるべきです。

また、昨晩(と今晩)は、東京で言えば新橋の飲み屋でサラリーマンのお父さんたちが、口角泡を飛ばしながら赤ら顔で議論したことでしょう。

「マエケンを選ぶなら浅尾も選ばれてしかるべきだ」
「聖澤を落とすと(内川はDHなんだから)外野手が4人しかいないじゃないか」
「そもそも選考にポリシーがねえんだよな」ガヤガヤ・・・

職場で、学校で、赤ちょうちんで、ファミレスで多くの「WBC口プロレス」が展開されたと想像します。その中には、暴論があり、極めて斬新なアイディアもあったのでしょう。

素晴らしいことだと思います。
1億総野球評論家と化し、無責任な?持論を展開する。
こうでなくちゃいけない。

人口に膾炙してこそ「ワールドカップ」です。
これこそ、日本人がWBCを世界一決定戦として注目している証です。
大衆スポーツの王者としての野球の地位を、再確認させられる思いです。

また、選から漏れた選手が示した悔しさや代表への思い・・・

前回もそう思いましたが、全ての出場国の中で(茶番や空回りの部分も含め)ここまで選手もファンも熱くなっている国はないでしょう。
勝負は時の運なので、やってみないことには判りませんが、ファンの期待をひしひしと感じているはずの日本の選手たちは他国にはない、勝利への執念を見せてくれるのではないでしょうか。

まずは、今週末の壮行試合を注目しましょう。
そして、その結果にベンチの采配に、お茶の間やSNS上で大いに称賛や批判の意見を飛ばし合い盛り上がりたいものです。