ベッカムが“後輩”香川にユニークな助言「監督に逆らわなければ成功できる」

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 ロサンゼルス・ギャラクシーを今シーズン限りで退団した元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムが、自身の古巣であるマンチェスター・Uに今シーズンから所属している日本代表MF香川真司に対して、アドバイスを送っている。『ワールドサッカーキング(No.242/発売中)』内のインタビューで語っている。
 ベッカムは香川のプレーの印象を、「小柄だけどパワフルで、中央からぐいぐい攻め入って相手を手玉に取る。更にゴールも奪う」と語り、「プレー面で僕からアドバイスすることはないよ」と香川を評価している。

 また、『香川がマンチェスター・Uでブレイクするためには』と問われると、「イングランドのサポーターはクラブを自分自身にエールを送るように応援する。だから選手にも全身全霊を懸けることを求めるんだ。カガワにこの点で不安はないね」とイングランドでの活躍に太鼓判を押している。

 さらに自身の経験から守って欲しいルールを提案。「サー・アレックス(ファーガソン監督)には絶対に逆らわないこと(笑)。これだけ守ればカガワは必ず成功できるよ」と語っている。

 ベッカムは、1日に行われたMLSカップを最後にLAギャラクシー退団。新天地の移籍先としてウェストハムやQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)といったイングランドのクラブやフランス2部所属のモナコ、オーストラリアや中国、アメリカ国内のクラブなど様々な噂が報じられている。

[写真]=足立雅史