ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は26日、「ベアルゾット賞」を受賞した。ナポリと2013年までの契約を結ぶ同監督は、次のように話している。

「私はそれを全うするつもりだ。あとはクラブの希望によるね。(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長から呼ばれれば(29日と見られている)、喜んで彼と会うよ。私は落ち着いている。会長に言うべきことははっきりしているよ。いつものように、自分なりの評価をする」

「スポーツディレクターやチームマネジャーとは素晴らしい協力関係にあるし、今後もそれが続くように願っている。うまくやるためには、すべてのメンバーが同調していなければいけないんだ」

ナポリはFWエセキエル・ラベッシを失う怖れがある。

「コッパ・イタリア優勝は出発点ではないが、到着点でもない。もう3年前から続いている成長サイクルの集大成だ。もはやクラブには、長く続く重要な選手たちという財産がある。この状況について話すべきは私ではなく、当人やクラブだ」

「私に言えるのは、私はすべての選手たちを子供のように思っているということだ。ポチョ(ラベッシ)が出て行くことになったら残念だろうね。オリンピコでの彼の涙は、人として感動した」

一方、ダニエレ・プラデ氏を新たなスポーツディレクターに雇ったフィオレンティーナは、クラウディオ・ラニエリ氏の監督就任が急きょ危険にさらされている。同氏にカタールから誘いがあり、さらにカターニアのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がローマ時代にプラデ氏と良い仕事をしてきたからだ。果たして…?