ドル会長が香川の移籍金額を約20億円に設定…移籍に影響か

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 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ会長は、移籍を決断している日本代表MFの香川真司の移籍金額を発表した。同選手を獲得するためには、2000万ユーロ(約20億円)ほどが必要になるという。  今シーズン、香川はリーグ戦で17ゴールを挙げ、ドルトムントのリーグ連覇に大きく貢献した。その後移籍を決断した香川だが、すでにマンチェスター・Uのアレックス・ファーガソン監督との会談が報じられたほか、アーセナルやチェルシー、ミランも関心を寄せているとされ、今夏の移籍市場の注目銘柄となっている。  しかし、ヴァツケ氏はドイツ『スポーツビルト』で、元々1500万ユーロ(約15億円)とされていた香川の設定金額を引き上げたことを発表している。 「我々全員が真司の能力と若さ、味方にもたらす価値について知っている」 「私は、バイエルンがGKのマヌエル・ノイアーに2200万ユーロ(当時のレートで約25億円)を払ったことも考慮している。彼はシャルケと1年の契約を残している状態だった。真司も同様の状況にある」 「これらの事実を考慮した時、我々がそれなりの金額を彼に設定するのは確かなことだ」