長友フル出場のインテル、CLベスト16で敗退…アウェーゴールの差で敗れる

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 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが13日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルとマルセイユが対戦。長友は先発出場した。

 アウェーでのファーストレグを0−1で落としていたインテルは、前半から攻勢に出る。しかし、8分にウェスレイ・スナイデル、11分にディエゴ・ミリートが得た決定機もマルセイユのGKスティーブ・マンダンダがセーブ。前半をスコアレスのままで、折り返した。

 後半に入ると先制点が欲しいインテルは、ジャンパオロ・パッツィーニを投入し、打開を図る。すると75分にエステバン・カンビアッソのCKから、ゴール前が混戦。最後はミリートが蹴り込み、先制に成功。トータルスコアでも同点に追いついた。

 しかし、1−0で突入したロスタイムにマンダンダのロングキックに反応したブランドンが、同点ゴールを奪取。

 追いつかれたインテルは、直後にパッツィーニがマンダンダに倒され、PKを獲得。パッツィーニ自身がPKを沈めたが、試合はそのまま終了した。

 結局試合は、インテルが2−1で勝利したが、2戦合計は2−2となりアウェーゴールの差で大会から姿を消した。なお、長友はフル出場した。

[写真]=Getty Images