ミスチルが書き下ろした主題歌とともに、初恋の出会いを綴る

　ひたむきな愛が運命をも変える！　3月17日より公開となる『僕等がいた　前篇』の吉高由里子演じる高橋七海の目線で描かれた予告映像が公開された。本作は、2002年の連載開始以来10年に渡り、1巻から15巻で累計発行部数1000万部を記録した小畑友紀による人気同名コミックを映画化したもの。恋愛映画としては異例の2部作で描かれ、2部作連続で公開されるのは邦画初となる。

　前篇では、北海道釧路を舞台に、生田斗真演じる矢野元晴と七美の初恋の出会いを綴る。高校2年生の新学期、七美は、クラスの人気者・矢野に惹かれていた。矢野への想いが抑えきれなくなった七美は、生まれて初めての告白をする。一途な七美に少しずつ心を開いていく矢野。だが、死別した恋人・奈々の幻影と、矢野に想いを寄せる奈々の妹・有里の存在が二人の間に立ちふさがる。互いに想いをぶつけ合い傷つきながらも、ついに未来を誓いあった二人だったが、矢野は東京へ転校することになる。6年後、東京の出版社に勤め、忙しい日々を送る七美。彼女のそばには、矢野の親友・竹内の姿があった。ある日、同僚で矢野の転校先の同級生・千見寺から、矢野を目撃したと告げられる。6年の間に、矢野に何が起こったのか。なぜ、七美の前から姿を消したのか。矢野と竹内への想いに迷いながらも、七美はある決心をする。

　今回、公開された予告映像がこちら。


　Mr.Childrenが前後篇それぞれに主題歌を書き下ろし、前篇主題歌「祈り 〜涙の軌道」では、主人公たちのたどった時間の軌跡を体現し、彼らの情感に寄り添わせる仕上がりとなっている。舞台を東京に移し、大人になった現在の矢野と七美がすれ違いながらも、あの日誓った未来を願う後篇の主題歌では、どのような楽曲に仕上がっているのだろうか。

　吉高は、自身が演じる七美のことを「人に対する愛情から強さを見出す女の子」と表現している。苦しみ、迷いながらも決して揺らぐことなく、矢野の幸せだけを想い続ける七美の強い想いは、彼女たちの運命を変えることができるのか。

　『僕等がいた』前篇は、3月17日（土）、後篇は、4月21日（土）より 全国東宝系にて2部作連続ロードショー。

・『僕等がいた』公式サイト
・『僕等がいた』特集