【ネタバレもありの徹底解明コラム】大人になったジャイアンは歌手になれた!?

 マイナビニュースの「本音ランキング」で「気になる!!ドラえもんの疑問(詳細は下記リンクを参照)」というアンケート※を取ったところ、ランク外ながら「ジャイアンの将来が気になる」という人がいた。音痴のガキ大将は、果たしてあこがれの歌手になることはできたのだろうか? ジャイアンやスネ夫、のび太の将来は?





 音痴を通り越して、衝撃波のような破壊的歌声を持つジャイアンの夢は、NHK紅白歌合戦に出られるような歌手。てんとう虫コミックス25巻(小学館刊 定価:410円[税込み])で「おれ、絶対に歌手になって、大賞をとって、紅白にでます」と宣言している。実は11巻では、ノビタレコードから『乙女の愛の夢』というレコードをリリースしているが、これはほとんど売れず、歌手として成功することはできなかった。





 では、実家の「剛田雑貨店」を継いだのだろうか。その答え、ジャイアンの将来の姿は、1989年に公開された映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』で語られている。映画公開時から22年を経た近未来、大人になったジャイアンは「ジャイアンズ」という名前のスーパーマーケットを経営。巨大な本社ビルを建て、立派に商売を成功させている。ちなみに、「剛田雑貨店」はジャイアンの母親が続けているため、跡を継いだのではなく自分1人の力で商売を起こしたようだ。





 スネ夫は「ファッションデザイナーになりたい」とか「パパの跡を継ぐ」という夢を持っていたが、22年後の世界では貿易会社の社長に。業種は定かではないが、スネ夫の父親も会社社長だったので、夢をかなえて父親の跡を継いだのかもしれない。一方、のび太は優しい性格を生かして環境保護局の自然調査員に。ただし、これはアニメだけの設定で、原作ではドラえもんがやってこない未来だと会社を倒産させて借金まみれ。ドラえもんのおかげでしずかちゃんと結婚できることになった未来でも、普通に会社員になっている。





 さらに最近では実写版CMも登場し、ジャイアンやスネ夫、のび太の未来像によりリアルに迫れるようになった。今後、彼らの将来がどこまで公表されるか分からないが、マンガやアニメ、映画などの情報から、自分なりに想像してみるのも楽しいかもしれない。





 文・塩澤真樹(C-side)





※読者アンケート

調査時期:2011年11月11日〜11月19日

調査対象:マイナビ ニュース会員

調査数:男性388名

調査方法:インターネットログイン式アンケート