インテルのクラウディオ・ラニエリ監督は、セリエA第22節のローマ戦に向け、20名の選手を招集した。その中に、MFヴェスレイ・スナイデルは含まれていない。前節パレルモ戦で脚に打撲を負った同選手のほか、MFリカルド・アルバレスとFWディエゴ・フォルランもメンバー外となった。

中盤に4選手しかいないラニエリ監督は、「(スナイデルは)すべての検査で“ネガティブ”だった。良かったよ。本当に心配していたからね。明日はいないが、ノヴァーラ戦で戻ってくることを願っている」とコメント。再び4-4-2で臨むのかと聞かれると、「それは君らが言っていることだ」と述べるにとどまった。

スナイデルは欠場となるが、ラニエリ監督はFWディエゴ・ミリートを取り戻した。好調の同選手について、指揮官は「私はカンピオーネのことを信頼したんだ。彼は常に正しい場所におり、懸命に働いていた。ゴールは決まっていなかったが、私はポジティブと見ればピッチに送り出す。これはカンピオーネである彼と彼の家族の勝利だ」と称えた。

FWディエゴ・フォルランの復帰について、指揮官は「いつものことだ。選手を鎖につなぐ必要がある。プレーしたいという意欲を止めることができないからね」とコメンと。また、新加入のMFフレディ・グアリンの負傷については、「日に日にチェックしなければいけない。いつ(プレーできる)かは私には言えない」と述べている。また、元ローマ指揮官であるラニエリ監督は、古巣との対戦についてこう語った。

「人として、戻ってこられるのはいつだって素晴らしいことだよ。でも、今の我々は前を見なければいけない。素晴らしい試合になるだろう。両チームにとって重要な一戦だ。彼らは攻め、多くをつくってくるだろうね。だが、多くを譲ってもくれるはずだ。我々はうまくスペースを生かさなければいけない。ローマはルイス・エンリケという素晴らしい補強をした。彼は、彼のチームにアイディアがあること、選手たちが従っていることを示してきたんだ。よくやっているし、もっとうまくやるだろう」