1月のマーケットでユヴェントスに加入したDFマルティン・カセレスとMFシモーネ・パドイン。前者はセビージャから買い取りオプションつきレンタルで加入し、後者はアントニオ・コンテ監督から強く求められ、アタランタから完全移籍で加わった。

ベッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は、両選手の入団会見で、「我々は訪れたチャンスをつかんだ。すでにとても競争力のあるチームに、さらなるクオリティーを保証するためにね。6月にはカセレスを買い取るつもりだ。彼のトランスファーがシエナ戦までに届くと確信している」と語った。

そのカセレスは次のように話している。

「ユーヴェに戻り、またこのユニフォームを着られるのはうれしい。すべてが最初のときと違う。チームが完全に異なるんだ。1年半前と比べて、残っている選手は5人だけだよ。僕にとって、ここでプレーするのは挑戦だ。僕はリーグ戦と、もちろんチャンピオンズリーグに勝ちたい」

「背番号4は(パオロ・)モンテーロのものだった? 彼のような素晴らしいカンピオーネのユニフォームを着ることができて、誇りに思う。責任の重さを感じるよ。彼は多くの勝利を手にし、サポーターを幸せにした。僕もそれができることを願っている」

「フィジカルは絶好調だ。7日前からヴィノーヴォで練習している。プレーするのが待ち遠しい。でも、決めるのはコンテ監督だし、それにトランスファーも待っているところだ。センターバックとサイドバック? 違いはないよ。選ぶとしたらセンターバックだけど、代表では両サイドをやっていつもうまくいっていた。大事なのはプレーすることさ。コンテ監督とはもう話したけど、僕はこのユニフォームに貢献したい」

一方のパドインはこのように述べている。

「僕のユーヴェ移籍においてすごく影響したのがコンテ監督の希望だと思う。僕は幸いにも、2年前にベルガモで監督と一緒だった。良い経験だったよ。彼はユーヴェに素晴らしいスピリットをもたらした。彼がいつもピッチで見せていたメンタリティーだ。それから、アイデンティティーと哲学だね」

「アタランタ時代と比べ、彼はフォーメーションを変えた。4-4-2から4-3-3だ。2日前に電話で話したけど、僕にとっては素晴らしいサプライズだよ。ユーヴェに来るのは素晴らしい興奮だ。しっかりと謙虚に勝負して、何かに勝ちたい

「僕は前線に飛び込むのが好きだ。(アルトゥーロ・)ビダルには驚いたね。自分は彼と似た特長だと思う。コンテ監督もプロヴィンチャからトリノへ来た? 彼の道をたどれるなら文句なしだ。お手本? (アントニオ・)ノチェリーノだね。ただ、(エマヌエレ・)ジャッケリーニもそうだ」