19日(土)、ガイナーレ鳥取のホーム=とりぎんバードスタジアムでは、Jリーグ・ディビジョン2 第36節、FC東京対鳥取戦が行われる予定となっている。だが、この一戦には、大勢の東京サポーターが鳥取に乗り込んでくることが確実で、鳥取市内は既に“異常事態”になっているという。

第35節現在、勝ち点71でJ2首位を走るFC東京にとっては、引き分け以上でJ1復帰が決まる運命の一戦。東京サポーターにとっては、なにがなんでも、その瞬間を見届け、喜びをわかち合いたいのだ。

山陰放送のローカルニュース番組「テレポート山陰」では、「大挙来鳥敵サポーター 鳥取に異常事態発生」との見出しで、鳥取市内の様子を伝えている。ホテルはもちろん、飛行機や特急列車をはじめとする交通機関は予約で一杯、1800枚売れているというチケットも、そのほとんどがアウェーチケットとなり、同番組の取材に答えた鳥取ワシントンホテルプラザのスタッフも、「2〜3週間前から満室だった状態。そんなにないですね。こういったことは」と話した。

現在は、J2・20クラブ中で19位のガイナーレ鳥取にとっては、ホームとは思えないプレッシャーのかかる一戦となりそうだが、鳥取サポーターも負けじとスタジアムへと足を運び、応援合戦となる見通しだ。