フィオレンティーナのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督を再び批判した。

これは初めてのことではない。8月5日、プランデッリ監督がスペイン代表との国際親善試合に向けて招集メンバーを発表し、フィオレンティーナに所属するFWアルベルト・ジラルディーノやDFアレッサンドロ・ガンベリーニが落選したときに、ミハイロビッチ監督はこう話している。

「プランデッリはフィオレンティーナのことがすごく好きだと言っている。だがそれでいて、ウチの選手の代わりにセリエBの選手(サンプドリアMFアンジェロ・パロンボとトリノDFアンジェロ・オグボンナ)を招集するんだ」

それから1カ月。フィレンツェで行われたEURO12予選のスロベニア戦で、ジラルディーノがベンチにも入らなかったことで、ミハイロビッチ監督は『コッリエレ・フィオレンティーノ』に対し、再びプランデッリ監督に向けてこう語った。

「冷静じゃないと見たからアルベルトはスタンド観戦だったとプランデッリが言っている? くだらないな。ウチでのジラは、常にとても良い練習をしていた。意識もしっかりしていたよ。ほかの選手がどう練習しているのか見てみたいものだ。(アントニオ・)カッサーノや(マリオ・)バロテッリがどう練習しているのかね。私は彼らのことを知っているからだ」

「ジラウは常に真剣なプロフェッショナルで、代表のユニフォームを着ているときもそれは同じだと思う。フィジカルの調子も良い。マーケットの終盤に不安はあったかもしれないが、残留が決まってからはすべてが解決した。彼と話したから、私はそう言っているんだ。彼は集中しており、プレーを楽しみにしている。プランデッリはもっと良い言い訳ができたはずだ」

一方、ミハイロビッチ監督はMFリッカルド・モントリーヴォの今後について、このように話している。

「我々にとって重要な選手であり、日曜までにクラブと彼にとってうまく解決策が見つかることを願っている。契約延長に至らなかったあら? 彼は自分が何と直面しているかを理解している。私には技術的・戦術的な考えがあるが、クラブの従業員でもあるのだし、方針には合わせなければいけない。プロジェクトを信じない者は、現在でも未来でもポストを得ることはできないんだ。合意に至らなければ、私と彼、クラブ、サポーターと、全員にとって大きな問題となるだろうね」