2日、埼玉スタジアムで行われたW杯アジア3次予選初戦で日本代表に敗れた北朝鮮代表・鄭大世。そのコメントが届いた。

鄭大世
「うーん、引き分けに持ち込めたと思っていたので……。試合内容は予想していたし、チャンスはないに等しいって予想できていたので、どうしても勝ち点1を持って帰りたかったので残念です。自分が交代したのは、あのときはフレッシュな選手が守備をしなければならなかったので、もちろん納得しています。10番の選手が交代で入って流れがよくなって、少し可能性を感じていたので、その流れの中で退場があって、何度もチャンスを作られて、3点も4点も取られてもおかしくない展開になったので、悔しいですね。退場かどうかわかわらないけど、仕方がないです。日本は格上だと思っていましたから、3次予選は他の国に勝てればいいと思っています。裏を狙えと言われていたのですが、ボールを取る位置が低かったので、そんな場面が作れませんでした。国歌を聴いていたときは我慢しようと思っていたのですが、ちょっとだけ泣きました」

――日本選手とは何か話をしましたか?
「いや、そんな場面はありませんでした。それにこれで話しかけたら、プライドがないでしょう。本当に悔しいです。だけど香川うますぎでしょう。長谷部も本当にうまい。予想どおりだったし、自分たちの作戦どおりだったんですけどね……」

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