「我々に必要な選手は1人だけだ。プロフィール? ブルーの瞳さ」

補強に関して報道陣から質問が続き、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、このように語った。

「我々に必要な選手の特長は、みんなも知っているだろう。リーグ3位のチームとのビジネス? 理論上はあり得るね。だが、(ナポリMFマレク・)ハムシクのことを言っているのなら、我々は彼に触れておらず、触れることもないと答えておくよ」

「政治的には、2位のチームとも5位のチームともビジネスはできるが、4位のチームはない。レーガ・カルチョでのスモールチームとのこと(テレビ放映権料分配)があるからね…もちろん冗談だよ。ただ、現時点ではビッグクラブとスモールチームとのビジネスはない」

「(パレルモMFハビエル・)パストーレ? 彼とは交渉していないよ。彼はトップ下だが、我々はインサイドハーフを探し続けている。スタンダール・リエージュの(アクセル・)ヴィツェル? なかなか良い選手だが、そういう話をするには早いだろう。(クワドゥオ・)アサモア? ウディネーゼとはビジネスしないよ。(ユヴェントスMFアルベルト・)アクイラーニ? 彼とも交渉はしていない。我々は外国人枠の問題で待っているところだ。我々の枠はすでに埋まっている」

最後に、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドという“夢”について、ガッリアーニ代表取締役は「たどり着くことは不可能だ。レアルの売り上げは我々の倍であり、スペインの税金は我々のそれより50%少ないからね。それがすべてだ」