ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が『ミラン・チャンネル』の中で、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が明らかにしたインサイドハーフの候補について、「ふさふさした髪で、身長は183センチ。がっしりした体格で、良い、いや最高の足を持っている。EUのパスポートもある」と話した。

また、同監督はサントスMFガンソについて、「彼はトップ下だが、鍛える必要がある」とコメント。ナポリMFマレク・ハムシクについては、「成長の余地があるが、リストの1番目ではない」と語った。さらに、攻撃陣については、「ウチには6人いるし、今は(ズラタン・)イブラヒモビッチの控えも必要ない」と、補強がないことを明かしている。

一方、ナポリはトッテナムMFウィルソン・パラシオスの獲得を急ごうとしている。リッカルド・ビゴンSD(スポーツディレクター)は同選手のことを諦めておらず、トッテナムと交渉しているところだ。ナポリの中盤はユヴェントスと合意しているMFミケーレ・パツィエンツァと、おそらくはスペインからオファーがあるMFワルテル・ガルガノがいなくなる。一方、MFハサン・イェブダはベンフィカから買い取られるだろう。

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が1500万ユーロ(約17億6000万円)を用意していると見られるのが、リバープレートMFエリック・ラメラだ。アルゼンチンでもナポリの同選手に対する関心は知られており、『オレ』はナポリとリバープレートの交渉を報じている。

ビゴンSDはリバープレートのダニエル・パサレラ会長に最初のオファーを提示したが、ラメラのことはローマも狙っている。ビゴンSDは選手や代理人との最初のコンタクトを図るべく、近いうちにアルゼンチンへ飛ぶだろう。