ナポリのワルテル・マッツァーリ監督が歩みを戻し、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長からのシグナルを待っている。21日の記者会見で、同監督は次のように話した。

「私はクラブに身を預けている。だが、前進する必要があるんだ。今年の我々はプロジェクト以上のところまでいった。だから、昨季のプロジェクトからまた更新する必要があるだろう。契約は契約だが、1年間の計画を組む必要もある。とにかく、私としては、今日の時点で自分がナポリの監督である確率はかなりだよ。このグループと離れるのは残念だろう」

この数週間とはまったく異なるトーンである。近日中にデ・ラウレンティス会長と会談するときに備えてのものだ。

「会長に私と会う時間があるときに話をしよう。君ら(メディア)にもすべてを知らせるよ。来週に会うだろう。私には未来を計画する用意がある。だが、クラブが私に方針を伝えなければいけない。私は雇われているんだ。会長から連絡がなければ? そのときは、与えられるチームで万全の指揮を執るよ。サポーター? 彼らのためだったら、私は生涯ナポリにいられる」

マッツァーリ監督はこれまでのいくつかの発言を後悔しているかのようで、「私は常に自分自身だった。いつも自分の中にあるものを言ってきた。ブラフは使えないんだ。だが、ときにはそれが便利だったり、適切だということに気がついたよ」とつけ加えている。

22日のセリエA最終節で、ナポリはユヴェントスと対戦するが、マッツァーリ監督は「出場機会が少なかった選手たちにとっての舞台となるだろう」と語った。