ナポリFWエディンソン・カバーニはこれからの戦いを見据え、少しリラックスするために母国ウルグアイへと帰国している。ウルグアイ代表は7月、コパ・アメリカに参戦するからだ。

ナポリと契約を2016年まで延長することで合意に至るやいなや、カバーニはウルグアイへと向かった。ユヴェントスとの最終節には出場停止で出られないからだ。だが、今季26ゴールを記録しただけに、ナポリのサポーターはレッチェ戦で軽率に退場し、2試合の出場停止となったカバーニを許すことだろう。

そのカバーニは『ラジオ・マルテ』に対し、「ナポリでチャンピオンズリーグ(CL)を戦うなんて、夢の実現だね。契約延長もうれしいし、今年やれた素晴らしいことを来年も繰り返せるように願っている」と話している。

ナポリの街とはすぐに良いフィーリングを築けたようで、同選手は「ここはとても居心地が良い。ナポリの人たちは僕にたくさんの愛情を注いでくれるし、すごく良い歓迎をしてくれた。僕はずっと全力でそれに応えようとしてきたんだ」と付け加えている。

ゴールを量産することで、カバーニはサポーターに報いることができた。だが彼によれば、素晴らしいことはまだこれから訪れなければいけないという。

「今、会長は未来に向けて素晴らしいプロジェクトを持っている。僕の契約延長の背景には、大きな目標があるんだよ。僕らはトップを目指して争い続けたい。今季のようにね。僕らは今季のある時点まで、本当に開幕時には想像もできなかったような快挙を達成できると信じていたんだ。今年の3位は出発点に過ぎない、ってとこかな」

つまりこれから、カバーニ自身は今年わずかの差で逃した得点王のタイトルを、そしてナポリはスクデット獲得を目指すというわけだ。同選手は「今は僕のキャリアで最高のときだよ。でも、これからの5年間で、僕とチームメートたちはこのクラブの歴史に名を残したいと思っている」とつけ加えた。

一方で、カバーニはウルグアイ代表についても、「コパ・アメリカは重要な大会だ。僕はうまくやりたいと思っている。ワールドカップのときと同じ感動を再び味わえるようにね」と続けた。