チャンンピオンズリーグ(CL)への自動出場権獲得を狙うナポリは、あと1ポイントを獲得しなければならない。15日にはホームにインテルを迎えるが、スタジアムは満員御礼となるだろう。これはナポリにとってさらなる後押しとなるはずだ。

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、イタリア『ラジオ・マルテ』に対し、次のように話している。

「チームがユニフォームへの絆を見せ、我々の観客を落胆させないように願っている。サポーターたちは今年、素晴らしい振る舞いをしてきた。決して選手たちに対するサポートを欠かさなかったし、だからこそ我々は素晴らしいパフォーマンスで彼らに報いたいと願っている」

デ・ラウレンティス会長は自信を抱いているようだ。CL予選を戦わなければいけなくなるかもしれないなどということは、考えたくないであろう。

「(予選からの出場は)夏のプランと補強を大きく変えてしまいかねない。我々はドローでも十分だが、90分間の不安が待っている。また素晴らしい夜を過ごせるように願っている。表門からCLへと入ることができるようになることをね」

一方、去就を明確にしていないワルテル・マッツァーリ監督について、デ・ラウレンティスは「ここまでやってきたことについて、彼と選手たちに感謝しなければならない。このグループのことを彼ほど知っている人はいないよ。彼とは何の危険もない」と称賛。MFマレク・ハムシクのミラン移籍を一蹴し、トリデンテ(3トップ)の残りの2人についても言及した。

「ハムシクがミランに? ベルルスコーニ(ミランのオーナー)は私のことをよく知っている。私が自分の宝石たちを失いたくないということを、彼は完璧に知っているんだ。インテルとのビジネスもないと思う。 少なくとも現時点では予定にない。モラッティ(インテル会長)は紳士で、彼とはスタイルをともにしているんだ。彼もファイナンシャルフェアプレーに沿って動いているということを考慮する必要がある」