福島でキャンプを行った元アルゼンチン代表のベロンらがメッセージ「日本が立ち直ることを祈っている」

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 元アルゼンチン代表MFのファン・セバスティアン・ベロンとマティアス・アルメイダが、東日本大震災の被害に遭った被災地へメッセージを送っている。

 ベロンとアルメイダは、2002年の日韓ワールドカップにアルゼンチン代表として来日。同代表は福島県の原発に近い福島県楢葉町と広野町をキャンプ地として、Jヴィレッジでトレーニングを行い、地元の人々と交流をしていた。

 両選手は地元メディアを通して、かつて自分たちがお世話になった被災地へメッセージを送っている。

ファン・セバスティアン・ベロン
「日本は自分にとって思い出深い国。この辛いときに、遠くから僕らが応援していることを日本の皆さんに感じてもらうことは難しいかもしれない。でも、今の状態から必ず回復するだろう」

「日本の人たちはいつも協力的だ。僕らが滞在していたときも、毎日とても温かいおもてなしをしてくれた。オフの午後、Jヴィレッジ近くの浜辺に降りたことを覚えている」

「自分が滞在したことのある場所で多くの人が辛い思いをするようなことが起きると、何とも言えない悲しい気分になるよ」

マティアス・アルメイダ
「誰かを助けたいというとき、このようなことが起きるまで待っている必要はない。どんなときも団結しなければならない。日本の皆さんが一刻も早く立ち直れることを祈っている」

「日本は恐らく世界で最も敬い深い国のひとつ。高貴で、働き者で、他人を尊重する国だ。創造性に満ちた国だから、物質的なものは取り戻すことができるだろう。でも、命を失ってしまった人たちはもう帰っては来ない。とても悲しいことだ」

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