ナポリは30日のセリエA第35節で、ジェノアにホームで1−0と勝利を収めた。2連敗からの脱出に成功したナポリのワルテル・マッツァーリ監督は試合後、白星への喜びを表している。

「この勝利にはとても価値がある。我々は2連敗していたし、いつものようにプレーするためにあまり落ち着くことができていないところも見受けられた。ピッチが濡れていたことが助けにならなかったというのもあるんだけどね。満足しているよ。我々はリスタートできたのだからね」

「チャンピオンズリーグ? 確実なものとなるまでは、何も話すことはできないよ。(エセキエル・)ラベッシはほかの選手たちと同じように、素晴らしい試合をしたね。このチームでは全員が決定的な存在なんだ。2年前からみんなが素晴らしいことをやってきた。称賛に値するよ」

「私の続投? ずっと言ってきたように、それについてはシーズンが終わってから話すよ」

一方、連勝が2でストップしたジェノアのダヴィデ・バッラルディーニ監督は、次のように黒星を受け止めている。

「我々は良いスタートを切ったが、後半になって調子を落としてしまった。一方でナポリが調子を上げてきて、ふさわしいゴールを決めたんだよ。次節の(サンプドリアとの)ダービー? 我々の調子はかなり良い。今日の試合と違い、出場停止の選手たちが戻ってくる。それに、今日は万全じゃなかった選手たちも、回復するための時間が1週間あるんだ」