ナポリは23日に行われたセリエA第34節で敵地に乗り込んでパレルモと対戦し、1−2で敗れた。開始直後の2分、FWエディンソン・カバーニがPKを決めて幸先良くスタートしたナポリだったが、38分にパレルモDFフェデリコ・バルザレッティのゴールで同点とされると、前半終了間際のPKをMFクリスティアン・マッジョに決められて逆転を許した。

2位だったナポリは、この敗戦で3位に後退。スクデット(セリエA優勝)の夢は遠のいている。『スカイ』のインタビューに答えたワルテル・マッツァーリ監督は、以下のように試合を振り返った。

「ホームでこのように強いパレルモを見た。その彼らと勝ち点15差あるということは、我々ナポリが素晴らしい一年を過ごしているという証だ。パレルモで負けるということは、起こり得ることだよ。試合は互角だった。きっと、我々はドローに値したと思う。ただ、起こり得る結果だった」

「我々は素晴らしいリーグ戦を過ごしている。それでOKだ。選手は少し緊張していたようだ。こういった上位にいることに慣れていないからね。ゴールが近いときこそ、頭は冷静でなければいけない」

「チームは最後のホイッスルが鳴るまで諦めなかったね。(来週の)日曜日はジェノア戦だ。観客が後押ししてくれることを願っているよ」