ナポリは23日のセリエA第34節で、パレルモと敵地で対戦する。チャンピオンズリーグ出場を目指すワルテル・マッツァーリ監督は、チームの気をそらすような自身や選手たちの去就に関する噂からナポリを守ろうと、これまでにないほどの気迫を見せている。

「今週の私はパレルモ戦のことだけを考えてきた。将来については話さない。総括はシーズンが終わってからする。クラブも、そして監督もね。ここナポリで、今まさにこのときに、雰囲気を壊すような何かを探し求めようとするのはばかげている」

「我々はこれまでやってきたように、130%を出さなければいけないんだ。そうじゃなければ、ひどいサプライズに出会ってしまうかもしれない。だが私は、選手たちが私の言うことを聞き、恐れを抱かずにピッチへ向かうと自信を抱いているよ」

「周囲でのおしゃべりはドレッシングルームへ入ってくる。全員に計算するなと言ったよ。(GKモルガン・)デ・サンクティスがチャンピオンズリーグ出場権獲得に8ポイント必要と言った? 彼はセーブすることを考えなければいけない」

マウリシオ・ピニジャとファブリツィオ・ミッコリがいなくても、パレルモの攻撃陣は強力だ。マッツァーリ監督も次のように話している。

「今の彼らはベストの時期にある。ミラン戦で素晴らしいパフォーマンスをしたところだし、リーグ戦でもローマを下している。スペースを与えてはいけない。彼らは才能あるチームだし、素晴らしい指揮官がいて、順位の上でのプレッシャーもない」

「ピニジャとミッコリがいない? (アントニオ・)ディ・ナターレと(アレクシス・)サンチェスがいなくても、我々は(ウディネーゼに)負けたよ。それに、我々は(パオロ・)カンナヴァーロと(エセキエル・)ラベッシがおらず、これは大きなことだ」