17日に行われたセリエA第33節で、2位ナポリはホームにウディネーゼを迎え、1−2で敗れた。前日の試合で首位ミランが勝利していたため、両者の勝ち点差は6ポイントに広がっている。

ホームでシーズン3つ目の黒星を喫したナポリは、優勝が困難な状況だ。しかし、ワルテル・マッツァーリ監督は成功の一年であることを強調。試合後、『スカイ・スポーツ』に対して、次のように話した。

「(ホームで負けてしまったが、)アウェーでたくさん勝ってきたよ。ここでは、スクデット(セリエA優勝)について話している人はいなかったんだ。もっと成熟しなければいけないことだね。さらに成長していかなければいけない」

「前半戦に比べて、勝ち点が5ポイント多い。今日は見事な試合だった。しっかり成長しているよ。ウディネーゼは、枠内シュートが3つだった。(MFクリスティアン・)マッジョがクロスバーを叩いたシーンもあった。(FWエディンソン・)カバーニはPKを失敗したね。しかし、だからといって、ナポリが偉大なシーズンを過ごしていることは変わらない。チームは常に勝つことを信じているから、苛立ちはあった。勝利への意志と、諦めない姿勢を示したね」

一方で、ウディネーゼを率いるフランチェスコ・グイドリン監督は、強敵撃破での連敗ストップに喜びを示した。

「ナポリ相手に苦しむのは自然なことだ。再び順位を上げていける。我々もチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに入らなければいけないね」

5位ウディネーゼは、CL出場権を獲得できる4位との勝ち点差が1ポイントとなっている。