10日のボローニャ戦で2−0と勝利したナポリ。夜の試合でミランが勝利するまで、勝ち点で暫定的に並んだワルテル・マッツァーリ監督は、試合後に次のように話している。

「トップにいるのは良いね。今日は簡単な試合じゃなかった。特に暑かったし、ボローニャのような良いチームが、あらゆることを試してきたからだ。だが、我々はとてもうまくやった。特に前半は完璧だったよ。そして後半はコントロールした。避けられたはずのピンチもあったが、最後まで我々を苦しめようとしたボローニャの功績も称えなければいけない」

ナポリはFWエディンソン・カバーニ不在でこの日の勝利を手にした。

「これまでもあったように、グループが素晴らしい答えを見せてくれた。ナポリがカバーニや、ほかのタレントあふれる選手たちだけのチームだというのは事実じゃないよ。ナポリは良いプレーをするチームで、全員に功績があるんだ」

「(ジュゼッペ・)マスカーラや(クリスティアーノ・)ルカレッリのように、出場機会がより少ない選手たちも全員が信じており、呼ばれるたびにしっかり準備を整えている。これは指揮官にとって非常に大きな満足だ」

スタンドではカバーニが喜びを爆発させていたが、マッツァーリ監督はこれについて次のように述べている。

「素晴らしいね。自発的なところがうかがえる。我々がゴールを決めるたびに、スタンド観戦やもっと出場に値するような選手たちも含め、グループ全員がこうやって喜びを表すんだ。これが、今のナポリが最初の期待を大きく上回る何かをやっている秘密の一つだよ」

最後に、マッツァーリ監督は夜に試合を控えるミランについて、「テレビでも見ないよ。結果は後で聞くが、気晴らしをしたいんだ」と語った。