ナポリは現在、セリエAで2位につけており、スクデット(セリエA優勝)を争っているところ。キャプテンを務めるDFパオロ・カンナヴァーロは、ナポリに歓喜をもたらしたいと意気込んでいる。

ここまでの戦いに満足の様子のカンナヴァーロは、「自分たちがやっていることを誇りに思っているよ。僕たちは顔を上げて歩くことができる。だって、ナポリの人たちに幸せな瞬間を与えることができているからね」と話した。

そして、チームを上位に導いているワルテル・マッツァーリ監督の手腕を称えている。

「彼はナンバーワンの一人だよ。(レアル・マドリー監督のジョゼ・)モウリーニョと比較しろって? マッツァーリは誰のコピーでもないと思うよ」

ナポリは10日のセリエA第32節でボローニャと対戦する。しかし、チームのエースであるFWエディンソン・カバーニが出場停止。不安な要素もある。それでも、カンナヴァーロは自信を持っているようだ。

「難しい試合になるだろう。彼らはあと1勝すれば、残留が確実になるような状況だからね。カバーニ不在が痛いのは確かだけど、大きすぎない痛手であることを願っている。僕たちは信じられないほどの観客に後押しされているんだ。彼らは僕に、ダッラーラ(ボローニャのホームスタジアム)をナポリの人間で埋め尽くすと言ってくれた。ファンは僕たちにとって、何よりの武器だ。僕たちはハングリーで熱意があるよ」