7万人のファンが日本にエール、長友は日の丸に「みんなで乗り越えよう!」

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 15日に行われたチャンピオンズリーグ1回戦第2戦で、アウェーのインテルがバイエルンと対戦し3−2で逆転勝利。2戦合計3−3とし、アウェーゴールで上回ったインテルがベスト8進出を決めた。

 この試合では、日本で発生した東北地方太平洋沖地震を受けて、キックオフ前に1分間の黙祷。ピッチには「私たちは日本の皆さまと共にいます」という日本語の横断幕が掲げられ、両チームの選手たちは喪章をつけてプレーした。

 試合後には、アリアンツ・アレーナに詰めかけた7万人のファンが、「You'll never walk alone」の日本版(FC東京バージョン)を歌い上げ、日本へエールを送った。

 87分からチャンピオンズリーグ初出場を果たし、決勝点に絡んだ日本代表DF長友佑都は、試合後に「どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない、みんながいる! みんなで乗り越えよう! you'll never walk alone.」と書かれた日の丸を広げ、日本への思いを伝えている。

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